特別養護老人ホーム

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームとは、介護保険要介護認定で3~5までに該当する方のための入居施設です。常時介護が必要な方のために24時間介護職員を配置し、安心して施設生活が送れるようお手伝いを致します。

心地よい「すみか」をめざして

すべてにおいて優しさを

特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームでは、介護が必要な高齢者が快適に生活できるように、様々な工夫を施しています。すべての居住空間はバリアフリー設計によって、移動の妨げになるものは一切ありません。また、居室にはトイレを設置し、高齢者の自立生活を助けます。そして、最も重要なのは介護スタッフの接遇姿勢ですが、聖母ホームでは処遇向上を目指して「サービス向上委員会」を設置。この委員会では、基本的マナーから専門技術に至るまで、さまざまなトレーニングをみずから実践し、本当の「優しさ」とは何かを探求していきます。後は、あなたからの比類なき評価をいただくことで、私たち聖母ホームは、より成長することができるでしょう。

家族の絆を大切に

本来、おおかたの人たちは、「できる限り自分の家で快適に過ごしたい」と希望を持っています。しかし、様々な事情によって不可能となった場合、あくまでも第二の選択肢として施設での生活を視野に入れるのです。この点について、聖母ホームへの入居も決して例外ではありません。そのことを踏まえ、聖母ホームでは「家族とのきずな」を大切にしています。例えば、面会時間として1日12時間を開放し、仕事帰りのご家族でも時間にゆとりを持って、ご本人とのひとときを過ごすことができます。加えてご家族のためのゲストルームを用意。必要な時にいつでも聖母ホームに宿泊できます。さらに、特別養護老人ホームでは家族会を設立し、相互の協力関係の中で、ご本人の施設生活を支えます。これらは、ご本人を家族から孤立させないための取り組みであり、心地よい「すみか」を実現するための重要な要素といえます。

健康管理は聖母病院と連携

私たちにとってのターミナルケア

特別養護老人ホーム
社会福祉法人が運営する特別養護老人ホームは、「高齢者の最後のよりどころ」という社会的使命を強く担っています。いわゆる社会福祉制度の中で公的に終身入居を想定している施設は、この特別養護老人ホームのみです。私達は法律の基準として霊安室(小聖堂)を置くのではなく、ホームで過ごしたすべての方、今現在過ごしている方、すべての方への祈りを捧げる場として小聖堂を置いています。祈りの場をもうけることは私達のターミナルケアの一環と考えています。

ターミナルケアは隣人愛に基づきます

聖母ホームにおける特別養護老人ホームの最大の特徴は、新宿区内では唯一総合病院を併設していること。この併設する聖母病院では、定期回診と入院対応を行い、医療と福祉の連携のもと、入居者における心身の健康管理を可能な限り向上させます。

特別養護老人ホームの使命

人間は生を受けた以上、最終的に死を迎えます。私たちは自分が生まれた瞬間を記憶していませんし、死ぬ瞬間に何を想うか本人のみしかわからないことです。これから迎えうる“死”は、語り部のいない未知の体験であり、世代間における記憶の伝承もありません。つまり、それは人間の生涯における究極の体験領域なのです。この“死”という体験領域を隣接的に予見しつつケアを行うのが、ターミナルケアの特徴的な姿といえます。そして近年、終末期を迎えるにあたって、その人の霊的ニーズの大切さが社会的に認知され始めています。私たちは、この霊的ニーズの充足こそが、ターミナルケアの推進において非常に重要な役割を果たすと考えており、これらは隣人愛の精神に基づいています。

私たちの責務とは何でしょうか

生と死は、言い換えれば世代交代の連鎖を意味します。この世代交代は、「送る側」と「送られる側」に分けられます。そして、私たち若い世代は「送る側」に立っています。かつ、この「送る側」が果たすべき義務を、私たちは人間としての使命と同時に職業責任の中で果たそうとしていることを、ここで表明したいと思います。私たちが果たすべき「送る側の義務」とは一体何なのか、聖母ホームは、それを常に探求していきます。

サービス利用案内

名称・施設区分・所在地など

  • 名称:社会福祉法人聖母会 特別養護老人ホーム聖母ホーム
  • 区分:介護老人福祉施設(85名定員)・生活保護法指定
  • 所在地:〒161-0032 東京都新宿区中落合2-5-21
  • TEL:03-3953-4028(代表)
  • FAX:03-3950-4130

入居申請窓口

  • 新宿区役所高齢者サービス課 又は、最寄りの高齢者総合相談センター(地域包括支援センター)
  • 尚、入居待機については優先順位が設けられています。予めご了承ください。

自己負担額

介護保険告示上の1割自己負担額
要支援1・2
要介護1
要介護2
要介護3
要介護4
要介護5
介護費/日
(多床室・個室共通)
非該当
730円
804円
881円
955円
1,028円
介護保険告示上の2割自己負担額
要支援1・2
要介護1
要介護2
要介護3
要介護4
要介護5
介護費/日
(多床室・個室共通)
非該当
1,459円
1,607円
1,762円
1,910円
2,056円
介護保険告示上の3割自己負担額
要支援1・2
要介護1
要介護2
要介護3
要介護4
要介護5
介護費/日
(多床室・個室共通)
非該当
2,188円
2,410円
2,643円
2,865円
3,084円
備考
上記負担額には、精神科医療療養指導加算・日常生活継続支援加算・栄養マネジメント加算・個別機能訓練加算・夜勤職員配置加算・看護体制加算が含まれています。
その他の加算として初期加算・介護職員処遇改善加算・介護職員等特定処遇改善加算、必要に応じて、外泊時費用・療養食加算・看取り加算が生じる場合があります。
介護保険以外の自己負担額
第1段階
第2段階
第3段階1  
※1(注)
第3段階2  
※2(注)
第4段階
食事費/日
300円
390円
650円
1,360円
1,600円
居住費(多床室)
0円
370円
370円
370円
840円
居住費(個室)
320円
420円
820円
820円
1,350円
備考
(注)
※1 年金収入等80万円超120万円以下
※2 年金収入120万円超