聖母ホームについて
聖母ホームのあらまし
ようこそ聖母ホームへ。
私たち聖母ホームは聖マルグリット養老院創立から80年以上の歴史を継承し、今日の姿に至りました。
そしてそこには、脈々と受け継がれるキリスト教の愛の精神が存在し、
私たちの働きの原動力になっています。
聖マルグリット養老院時代(1922~1945)
聖母ホームの起源としては大正11年までさかのぼり、当時のカトリック婦人会である「あけの星会」が都内大森(大田区大森と推定)にて、一人の貧しい老女を保護したことから始まります。その老女を保護したのは大正11年12月3日と記録されており、真冬にもかかわらず老女はわらのみを身にまとい、それ以外の衣服らしいものは何ひとつ身に付けていなかったと伝えられています。
その後、あけの星会は「聖マルグリット養老院」と命名、困窮老人の救済事業を開始し、これが聖母ホームの事業開始の発端となりました。その後昭和6年、聖母会(当時はマリア奉仕会)が事業の一切を引き継ぎ、現在の地である新宿区中落合に養老院(定員25名)を新築しました。また、この同時期に国際聖母病院も平行して竣工に至りました。当時は、北側に聖母病院本館・病院から南に延びる「シベリア街道」と呼ばれる渡り廊下、その渡り廊下の終着に位置する「聖母ワイナリー」というワイン醸造所、そのさらに南端部に聖マルグリット養老院といった建物の配置構成を有しました。
聖母養老院時代(1946~1963)
我が国において戦後初の社会福祉関係法である生活保護法が昭和21年に制定され、当時の聖マルグリット養老院もその制度制定にあわせ「聖母養老院」と改称しました。後の昭和27年には社会福祉事業法が制定され、
法人格を「社会福祉法人聖母会」と改めました。昭和33年には建物の近代化を図り、鉄筋コンクリート造に
よる施設を増築(235坪)し、50名定員の施設となりました。
聖母養老院時代(1946~1963)
我が国において戦後初の社会福祉関係法である生活保護法が昭和21年に制定され、当時の聖マルグリット養老院もその制度制定にあわせ「聖母養老院」と改称しました。後の昭和27年には社会福祉事業法が制定され、
法人格を「社会福祉法人聖母会」と改めました。昭和33年には建物の近代化を図り、鉄筋コンクリート造に
よる施設を増築(235坪)し、50名定員の施設となりました。
松平綾子様より御寄付を賜る(1964)
昭和39年には、松平綾子様より御寄付のお申し込みがあり、関係庁と相談の上、これをお受け致しました。
松平綾子様は、徳川家十六代宗家当主・徳川家達(1863-1940)のお嬢様にあらせられます。
聖母ホーム時代・前期(1965~2000)
昭和40年になると、近代高齢者福祉の基礎となる老人福祉法が制定され、聖母養老院も「聖母ホーム」に改称。同年10月に旧館と新館とをあわせて490坪の施設となりました。翌年3月には定員を98名に増員し、養護老人ホームとしては聖母ホーム史上最も入居者の多い時代を迎えました。しかし、時代の要請に応えて定員増を行ったものの、処遇改善を意図し、昭和56年には定員を80名まで減員しています。
聖母ホーム時代・後期(2001~)
時代は現代に移り、気がつけば我が国は超高齢化社会を迎え、新宿区行政としても介護施設等の整備対策は急務となっていました。これにあわせ、聖母ホームでも既存の養護老人ホームに加えて、特別養護老人ホームや在宅サービスなどの複合機能を付するため施設設備を全面改築、抜本的な基盤整備を行いました。平成13年9月、「高齢者福祉センター聖母ホーム」としてグランドオープンし、今日の聖母ホームの姿となりました。
聖母病院を改築(2004)
聖母ホームの全面改築を待って、聖母病院も全面改築を行いました。昭和6年当時から健在である聖母病院本館は平成15年に東京都選定歴史建造物の指定を受け、新館を増築する形で、平成16年に全面竣工しました。
大聖堂を改築(2008~2010)
聖母病院エレナ棟の西側に大聖堂がありましたが老朽化が著しく、平成20年より解体および新築工事を開始しました。大聖堂の竣工は平成22年に完成しました。
経営理念
聖母ホームの経営理念は、4本の柱からなっており、それは「基本精神」「利用者の主体性」「現場重視の経営推進」「地域との関係性」といった視点によって成り立っています。
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キリスト教の愛の精神に基づいて限りなく利用者本位のサービス提供に努める。
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いずれ我が身を念頭に自分や自分の家族が利用したいホームを目指す。
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トップダウンではなくボトムアップ方式により利用者のニーズをより経営に反映させる。
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高齢者福祉の拠点として地域に信頼されるホームを目指す。
聖母ホームの事業概要
聖母ホームの現在の建物は地下1階地上7階からなっています。福祉施設部分は地上4階までをさし、5~7階までは聖母病院の職員寮として使用しています。聖母ホーム館内には次の入居施設・事業所が配置されており、地域の拠点福祉施設としての機能を持っています。
フロアガイド
7F
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聖母病院職員寮
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6F
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5F
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4F
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特別養護老人ホーム・ショートステイ
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居室・デイルーム・リフト浴室
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3F
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特別養護老人ホーム・ショートステイ
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居室・デイルーム・機械浴室・医務室
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2F
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養護老人ホーム
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居室・洗濯室・和室・医務室
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1F
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グループホーム・デイサービスセンター
ヘルパーステーション・地域包括支援センター
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地域交流スペース・小聖堂
理美容室・事務室
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B1F
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養護老人ホーム
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食堂・大浴場・洗濯室・厨房
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建物の概況
聖母会新宿キャンパス
聖母ホームが位置する聖母会新宿キャンパスは、聖母坂に沿う形で形成されています。主な建物として、聖母ホー
ム・聖母病院・大聖堂(マリアの宣教者フランシスコ修道会)・聖母会法人本部からなっています。
養護老人ホーム
特別養護老人ホーム
グループホーム
短期入所施設
デイサービスセンター
ヘルパーステーション
居宅介護支援事業所
地域包括支援センター
内科・外科・整形外科
耳鼻咽喉科・産婦人科
小児科・眼科・皮膚科
神経科・泌尿器科・放射線科
麻酔科・訪問看護ステーション
新宿方面から
JR高田馬場駅から西武新宿線に乗り換え、一つ目の駅「下落合駅」下車。電車の進行方向に沿ってホームの端まで
行き改札口をでます。
改札口を出たらすぐ右手の踏切をわたり、そのまま北上します。そして、新目白通り交差点(交番が目印)をさら
に北上していくと、聖母ホームの茶色い建物が左手に見えてきます。
聖母ホームの建物をそのまま通り過ぎる形で進み、聖母ホーム北端の駐車場が見えたら左手に入ります。
その一番奥手に正面玄関があります。
池袋方面から
JR目白駅改札を出て目白駅バス停にて、都営バス「江古田二丁目・練馬車庫」行きに乗車。聖母病院入口バス停で下
車。そのまま進行方向に進み、次の信号を左折し、聖母坂を南下します。
そのまま南下して行き、左手に上智大学、右手に聖母病院を望みつつ、さらに南下します。
南北にのびる聖母病院新館病棟の南端部に聖母ホームが現れ、病院とホームの間にある駐車場を入ると奥手に正面玄
関があります。